我が家のある場所には「タクシードライバー」のポスターが貼ってある。
あの有名なデニーロが革ジャンのポッケに手を突っ込み歩いているモノトーンのポスターではない。
めちゃ睨んでいるヤツである…私はその前で一日に4、5回あることをする。睨まれている…。
しかしこの映画、100回くらい見た。初めて見たときはただ衝撃で意味などよくわからなかった。だか年齢を増す事に観え方も変わって行き、今観ても新鮮である。昔観たときは主人公のトラビスがHEROに見えた。しかし少したって観るとストーカーに見えたり…。いろんな観えかたが出てくる。社会に順応できずにひとり悶々と爆発する機会を伺っているところなどそのまま現代にも通じる。まぁ観たひとに言わせると今さらそんな説明はするな!と言われそうですが…。やはりいい映画というのはこの様にいつの時代でも新鮮に映るものなんでしょうね。
そして今日もデニーロは睨んでいる…お前はしっかり生きてるのか?思うままに行動してるのか?と。
そんなに睨まれたら…出ませんがな(笑)